男性お見合いコツ

感じの良い初対面
気さくさの演出
男性:会話の注意
プッシュ会話

男性編 感じの良い初対面

このページでは実際のお見合いの最初の部分のつなぎ方を取り上げています。

お見合いには誰でも多少の緊張と恥じらいがあるのが当然だと思います。
初対面の異性、しかも将来の伴侶となるかも知れない異性と出会うのにまったく緊張しない方がどうかしていると言えるでしょう。

しかし、この緊張が必要以上に大きすぎると、本来の自分の良さをつたえきれずに終わってしまう場合があります。

事実として、異性から好感を持ってもらえる感じの良さは、ある程度テクニカルな部分が必要になります。

その中でも、初対面の時に特に必要なものは気さくさです。まずは本格的な会話の前に「気さくな感じの人だな」と思ってもらうようにしましょう。

感じのよい初対面 ~気さくさの演出~

待ち合わせから最初の会話のつなげ方 第一印象で差をつけましょう

待ち合わせのとき
お見合い場所がホテルラウンジ等の待ち合わせの時は、男性は必ず目立つ場所に立って待っていてください。
目立たない所にこっそり立っている男性を女性が好意を抱くわけはありません。
また、2人で待ち合わせの場合は必ず 男性から声をかける様に心がけて下さい。目立つところに立っていれば 貴方に視線を注いでいるので相手の女性はすぐわかります。
声は普通に「すいません。○○さんですか?」で大丈夫です。

最初の言葉
最初は必ず、お礼から言うように心がけて下さい。
このお見合いを貴方から申し込んだのであろうが申し込まれたのだろうが関係はありません。
必ずお礼からいう事です。
「はじめまして、○○(貴方の苗字)です。今日はありがとうございます。」
貴方が上記のように挨拶した場合、相手は必ず「いいえ、こちらこそ」とか「よろしくお願いいたします。」等と答えるはずです。
また、「はい」「うむ」等と言われたとしても相手はあなた以上に緊張しているのかもしれません。何事もなかったように聞き流して下さい。

また、この最初の挨拶を笑顔でいう事が出来れば100点です。

笑顔であいさつなど当たり前だし簡単だと思うかも知れませんが、これが出来ない男性も多いのですから貴方はお見合い市場において出来ない男性を出し抜く事ができます。

相手側の立会人が同席した場合
お見合いの待ち合わせに立ち合い人がいる場合があります。
ほとんどの場合は、引き合わせだけで帰りますが、中にはお見合いの席に同席するカウンセラーさんがいます。
会話や空気を和まそうとしての同席ですので、ほとんどの場合は10分程度です。
この10分の間にきわどい質問をされたりする事があります。これは、相手が直接聞きにくい事を立会人に聞かせている場合もあるからなのです。
心構えとしては、できるだけ丁寧に接して下さい。
立会人を味方につけることによって、交際に関して、立会人があなたの応援団になってくれたり事も多いのです。
間違っても邪魔者扱いはしてはいけません。10分程度の辛抱です。

次の言葉
ホテル等で待ち合わせの場合、ラウンジ 喫茶室等に移動する場合は必ず 男性が「そこのラウンジでお話しましょうか?」とか「3階の喫茶室でお話しましょうか?」等行き先を告げて案内して下さい。
この場合、ラウンジ 喫茶室の場所は待ち合わせの15分くらい前に到着して調べておく必要があります。

行き先を女性に告げるという事は非常に大切な事です。

黙って歩きはじめたり、どこにしようか迷ったりというのと比べてみればお解りいただけると思います。
また、ホテルのラウンジ 喫茶室では、席と席の間に十分なスペースがありますから問題はありませんが、街中で喫茶室等を探す場合は席と席の間に十分なスペースがある場所を探しておく必要があります。
隣の席の客の声がまる聞こえでは話も弾みません。

移動中の言葉
ラウンジに移動中や席に案内されるまでの間 黙っていてはいけません。
たわいもない話でかまいません。「暑くなりましたね。」とか「最近、雨ばっかりでしたけど今日は晴れてよかったですね。」とか季節の話題等の意味もない会話で良いのです。
暑さが苦手なら「僕は暑いのが苦手でして、夏の通勤の満員電車はうんざりですよ。」とか「そろそろ外回りの仕事がキツクなるんですよ。汗だくの毎日になるんです。」とか、たわいもない会話ですが、会話はすればするほど親しさは増します。
この時点では会話に意味があろうとなかろうと関係はありません。また、この季節の会話の膨らませ方は、自分や仕事と季節の関係性を考えて話すことでバリエーションは広がります。「寒くなると うちの会社の商品が売れるんですよ」=「え?そうなんですか?」 「僕は太ってるんですけど暑さには強いんですよ。デブは暑さに弱いって言うじゃないですか。」=「はは(笑)」とバリエーションは自分で広げていきましょう。

席に案内されたら
席に案内されたら、必ず女性を奥の席にして下さい。手を広げて「どうぞ」と言えばそれでOKです。

女性をゲスト扱いする男性はスマートです。

席についたら 男性はメニューを女性に見せながら「何になさいます」と聞いて下さい。
アイス珈琲 アイスティー等、女性が決まったら 貴方は迷っていてはいけません。メニューで読書は最悪です。
注文は男性がまとめて注文する方がスマートでしょうね。 注意すべき点は、ウエイターに対しても丁寧な言葉になるようにして下さい。

サービス業の人間に対し横柄な態度をとる人間を好む女性はいない事を知りましょう。

また、時間が食事時に近い場合は、「お食事はとられました?」や「お昼は済まされました?」等、食事の必要制の有無も尋ねて下さい。
ただし、12:00の待ち合わせや完全に食事の時間帯の場合は「お昼まだですよね?」等と確認をとる聞き方をして下さい。

また、この注文の際にメニューの値段をしげしげと見てはいけません。値段は全く気にならないそぶりでいて下さい。(例え凄く気になってもです)
ソフトドリンクの値段など知れてますし、ケチな男性が好きな女性は有史以来1人もいない事を理解して下さい。

頼んだ飲み物が来るまでの間
この時点で再度、お礼を言って下さい。
「今日はありがとうございます。」相手は必ず「いえとんでもない」とか「こちらこそ」などと言うでしょう。
自分からお見合いを申し込んだのなら「お会いしていただけて本当にうれしいです。」とか多少のおべんちゃらを言って下さい。
相手側から申し込まれたのであれば「今日 お会いできるのが楽しみでした。」とか同じようにヨイショを言って下さい。

ヨイショは会話をしやすくする為の潤滑油です。

また、ここでしてはいけない質問があります。以下羅列しておきますのでご注意下さい。

  • どうして僕なんかと会ったんですか?
  • お見合いは何回目ですか?
  • なぜ結婚相談所に登録しているのですか?
  • どうして僕と会いたかったんですか?
  • どうしてお見合いしてるんですか?
  • モテない訳じゃないんです。

お見合いの動機は聞いても仕方ありません。答えにくいし嫌われるだけですので止めておきましょう。
また、もてない訳じゃないなどと言うのは相手が察するもので初対面の相手に自分から言葉にして伝えることではありません。

注文したものがきたら
注文したものがきたら、ウエイターは伝票をおきます。
この伝票はすぐに自分サイドに引き寄せて下さい。お勘定は自分がするという意思表示です。女性側に置かれた伝票をほっておいたらこのお見合いは成立はしません。
男はお金をいかにスマートに払えるかが重要です。

会話の中で お世辞は潤滑油 ユーモア ジョークはサービスです。まずは、潤滑油で会話がスムーズに運ぶようにしましょう!

上記の事に注意していただければ 初対面の印象に気さくさが加わります。

男性編 会話の注意

会話で注意すべき点の嘘
よく、お見合いでは聞き上手に徹しなさい。とか、会話はキャッチボールなのだから一方的にならないように心がけましょう。とか、自慢話をする男性は嫌われます。相手の良い所を見つけて褒めましょう。なんてことが言われます。
決して間違いではありませんが、それほどシリアスに考える必要もないでしょう。
お見合いでの男性の会話の中心は、相手を褒める事でも、ウケる事でもありません。基本は自己紹介です。
私はこのような人間です。と相手に誤解ないように伝える事がお見合いの目的なのです。

会話のキャッチボールや聞き上手などは先の話で、お見合いの場では自分をしっかり伝える事を心がけましょう。

女性の特徴
女性の本質はおしゃべりです。
意味のない会話でストレスを発散できたり、用件のない電話で1時間も2時間も話せるのは女性がおしゃべりが大好きだからなのです。
しかし、お見合いの場では話は別です。

初対面の場では、男性よりも女性の方が緊張も大きいですし警戒もしています。

軽蔑やおしゃべりな女。と思われることを嫌って口数は自然と少なくなる事もあります。ここをまず理解して下さい。

自分の話術に自信がある場合
貴方が話し上手でどんな相手とも話を合わせ盛り上げることができる自信があるのなら、気を付ける事は1つだけです。
それは、余計な事を言わない。聞かない。という事です。
策士策に溺れる。のことわざがあるように、お見合いの場では言わなくていいことを言ってしまい墓穴を掘る事だけに気をつければ良いのです。

余計な会話
余計な会話とは、男が女にしなくてもいい会話です。同性の友人であればなんて事ない会話でも、女性が相手であれば気を付ける必要があります。

  1. 両親の事・・・これは必要最小限で留めて下さい。自分の両親の事をよく言いすぎてもバカですし、悪く言うのはもっと駄目です。親への感情は人それぞれありますが、異性には必要最小限の事だけにしておいて下さい。
    間違っても孝行息子を演じたり、自分の親の苦労話や絆の強さを話したりしないで下さい。まして母親の事を長々と話せばマザコンのレッテルがピタリと貼られる事を覚悟して下さ
  2. 過去に付き合った異性の事・・・これは相手も興味のある場合がありますから話は盛り上がったりする場合もありますが、仲良くなってからにした方が無難です。逆に過去に付き合った異性の事を相手に聞いたりするのはもっと最悪です。
  3. 自分の理想の家庭感・・・ほとんど同調されませんから言わない方がいいでしょう。男の考える家庭は女性にとってほとんどの場合「何甘い夢見てるの?」という程度のものが多いようです。
    一番多いのが、共稼ぎを希望している男性が「朝起きたら味噌汁のイイ匂いがしてきて」等という場合 女性は「共稼ぎなのに私が朝ごはん用意するの?はあ?」というようなケースです。
  4. 悲観的な現実の話・・・これも女性とお付き合いする前の段階ではふさわしくありません。「最近、会社苦しくって・・・」こんな男性と人生を共にしようとする女性は世界に2人といません。女性の本質は今日を生きられなくても明日に生きられるのです。夢ばかりの男も駄目ですが、現実を強く生き抜いていけそうな男が一番人気があります。

間違えてはいけないのが会話の上手な人は聞き上手と言う言葉です。
これは、決して質問を沢山しなさい。とか質問攻めにしなさい。とか言うことではなく、相手が気持ちよく話せるように興味をもって相手の話を聞くと言うことです。

人は自分の話に深く共感してくれる相手に好意を持つように出来ています。
この人間の特徴を理解すればあなたのとるべき態度は明白ですね。

男性編 プッシュ会話の注意

好意を持った場合相手の女性に好意を持った場合は、それを言葉にして伝えた方がいいでしょう。
しかし、その場合は下記の事に注意してください。

1 女性と男性の好意には最初のうちは温度差があります。
男性の多くは、自分の好みの容姿の女性と会話が弾めば程度の違いこそあれ、一目ぼれ状態に陥ります。
これはできる事なら、その女性と性的関係を持ちたい!という男性ならではの心理状態があるからです。
生物のオスには多くの女性に自分の子孫を繁殖させたいという理性ではどうしようもない本能がそなわっています。

その為、男性は女性に比べ惚れやすく出来ているのです。

それに比べ 女性は、自分が相手の男性の子供を宿した場合、約1年にわたり他のオスの子を宿せないというリスクと産まれた子に対して、エサを獲得してくれる男性かどうかの見極めが必要なため、男性に比べ どうしても1度や2度の会話や容姿の好み程度では惚れる事が無い本能が備わっているのです。
つまり、男性が「こりゃ!いけた!相手も俺に相当気があるな!」等と思っている状態でも、女性は「それほど・・・」という場合が少なくないのです。

2 褒め言葉の伝え方
綺麗な人に「綺麗ですね」と言ったところで大きな効果はありませんし、胸の大きな人に「巨乳大好きです!」等は間違ったらセクハラになります。
(金持ちの男性が金持ちですね。と言われるのと同じようなものです。)
顔やスタイルと言った容姿の部分はそれをダイレクトに褒めるのは避けましょう。
「ステキな方とお話できて良かったです。」と言う様な形のスマートな褒め方をオススメしています

3 同調する。
相手が同調してほしそうな会話には迷わず同調して下さい。もっと気の利いた事言ってやろう!なんて思わないで下さい。
「なるほど。」「そうですね。」「わかります。その気持ち」このような同調が大事です。
反論するのは仲良くなってからいくらでもできます。最初は同調・あとで反論!同調後の反論には女性は寛容です。

4 次回に期待を持たせる。
次に会ったら、楽しい事がありそう!そう感じる男性に会いたくない女性はいません。
そう思わせるためのアピールは、自分の行動がいかに楽しいか!これを伝える事に尽きます。何でもいいのです。
旨いラーメン屋を知ってる。面白い場所を知ってる。面白い事を知ってる。単純な事ですが、それが相手に男性としての頼もしさ 楽しさをも誤解して過大評価してくれます。

ナンパの場合だって同様です。「僕について来てくれれば楽しいよ!」これを伝えているだけなのです。
楽しい場所 楽しそうな場面を経験したくない女性はいないのです。

5 お会計の注意。
話も終わり、お会計になります。

結婚相談所のお見合いでは、お茶代は男性の負担でお願いしています。女性の中には、「私の分おいくらですか?」とかお金を渡そうとして来る方がいます。あなたは絶対に受け取ってはいけません。
渡そうとしているのに?男女平等なのに?と思われるかもしれませんが
男女平等はお見合いのお会計では、例え正しくても損をします。
お茶代渋る男性に、これからの楽しい未来は想像できないんですね。

お会計の注意点として、お見合いに限らず知っておくべき事は
・出来ることなら相手に支払っている姿を見せない。(自分や相手がトイレに立っている間な どに済ませているとスマートです)
・なるべく小銭などで払わず、お札で払いましょう。
・お見合いや回数の少ないデートではクーポン券などは使わないようにしましょう。
・領収書貰うのは避けましょう。(あっマエカブで・・)

6 こちらの気持ちはあらかじめ伝えておく。
この場合は簡単でいいです。しつこく伝える必要はありません。
別れ際に「今日は本当に楽しかったです。」とか「僕はまた、お会いできればと思っています。」とかそんな程度でかまいません。
女性は余程の事が無い限り、「私も!うふっ」とは言わないと思いますが、それでも貴方の言葉はボディに1発入っています。
相手にまた会いたいと言われて嫌な女性はいませんから安心して下さい。
ただし、この言葉をしつこく言うと逆効果という事とその気がないのに言うのは相手の気持ちをもて遊ぶ結果になるという事は覚えておいて下さい。

第一印象 会計のスマートさ 別れ際の印象 この3つをそつなくこなせれば、お見合いはほとんど成功しています。